ギャップイヤー留学で広がった世界
「挑戦したい」と思える自分へ
生徒対談~ギャップイヤー留学~
2026/03/26 (THU)
BE A GLOBAL LEADER
OVERVIEW
アメリカ・カリフォルニア州サンディエゴにある、サンディエゴ大学(USD)キャンパス内の語学学校で英語を学びながら、ホームステイや異文化体験をする「ギャップイヤー留学」。推薦で進学先が決まった本校の高校3年生が、卒業前の約1カ月間参加できる語学研修です。2025年度は、2026年2月1日から3月1日に実施され、18名が参加しました。
団長を務めた名倉諒一郎さんと、副団長 鈴木哲矢さんに、参加したきっかけや現地での学び、留学を通して感じた成長について話をうかがいました。
名倉諒一郎さん(2026年3月卒業/立教大学文学部へ進学)
鈴木哲矢さん(2026年3月卒業/立教大学経済学部へ進学)
鈴木哲矢さん(2026年3月卒業/立教大学経済学部へ進学)
部活動を引退し、実現した留学
名倉:小学5年の春と高校1年の夏にフロリダへ短期留学をして以来、ずっとアメリカが好きなんです。日本では人の目を気にしたり、普通でいることを大事にしたりする空気がありますが、アメリカでは、自分らしくあること、自分の意見をはっきり言うことが大切にされている。それがすごく素敵だと思っています。もちろん留学が正しいとか、アメリカがすべてだとは思っていなくて、どこにいてもそこで「何をするか」が大切です。でも、異文化の中に身を置いて、自分からコミュニケーションを取りにいく経験は、きっと自分の成長につながると思って参加しました。
鈴木:このプログラムに参加したのは、友だちから誘われたのがきっかけでした。僕はフェンシングをやっていて、高校1年のときに日本代表としてフランスに遠征したことがあるのですが、そのときに文化の違う人たちと仲良くなるのがすごく楽しかったんです。言語や習慣が違っても、スポーツや会話を通して距離が縮まっていく感じが面白くて、「もう一度ああいう体験をしたい」と思いました。
鈴木:このプログラムに参加したのは、友だちから誘われたのがきっかけでした。僕はフェンシングをやっていて、高校1年のときに日本代表としてフランスに遠征したことがあるのですが、そのときに文化の違う人たちと仲良くなるのがすごく楽しかったんです。言語や習慣が違っても、スポーツや会話を通して距離が縮まっていく感じが面白くて、「もう一度ああいう体験をしたい」と思いました。
名倉:事前に学校で英語の準備やホストファミリーとのコミュニケーションについての研修がありました。僕は英語が得意というわけではないので最初は緊張もありましたが、ホストファミリーが大家族で温かく迎えてくれ、安心して1カ月過ごせました。
鈴木:僕のホストファミリーは3人家族でした。そこに、僕ら立教生が2人、他国からの留学生もいました。ホストファミリーと一緒に食事をしたり、家で会話したりする時間が楽しかったですね。英語は、最初は身ぶり手ぶりを交えてなんとか(笑)。ひげ剃りなどのアメニティも準備してくれていて、歓迎してくれているのだなと感じたし1カ月間、不自由なく過ごせました。
名倉:高校3年のこの時期だから参加できたというのも大きいです。僕は野球部で、鈴木はフェンシング部だったんですが、部活を引退してからのタイミングだったので、1カ月という期間おもいきって参加することができました。卒業後の進路も決まり、部活動などの高校生活をしっかりやりきったあとに留学できたのはすごくいい締めくくりだったと思います。
鈴木:僕のホストファミリーは3人家族でした。そこに、僕ら立教生が2人、他国からの留学生もいました。ホストファミリーと一緒に食事をしたり、家で会話したりする時間が楽しかったですね。英語は、最初は身ぶり手ぶりを交えてなんとか(笑)。ひげ剃りなどのアメニティも準備してくれていて、歓迎してくれているのだなと感じたし1カ月間、不自由なく過ごせました。
名倉:高校3年のこの時期だから参加できたというのも大きいです。僕は野球部で、鈴木はフェンシング部だったんですが、部活を引退してからのタイミングだったので、1カ月という期間おもいきって参加することができました。卒業後の進路も決まり、部活動などの高校生活をしっかりやりきったあとに留学できたのはすごくいい締めくくりだったと思います。
大学キャンパスで体験した、参加型の英語授業
名倉:授業はUniversity of San Diego(USD)のキャンパス内にある語学学校、English Language Academy(ELA)で受けました。参加者18人が9人ずつ2クラスに分かれて、現地の語学学校に通う学生たちに混ざって授業を受けます。最初は英語が聞き取れなくて大変でしたが、「分からない」と言えば先生がゆっくり話してくれますし、発言することが大事というクラスの雰囲気なので、間違えた人を誰も笑いません。だから臆せず、堂々と発言するようにしていました。
鈴木:僕は、先生がホワイトボードに書いた英文が印象に残っています。"Why does tomorrow or yesterday happen?"。「なぜ明日や昨日は存在するのか」という問いから、先生は、「今があるから昨日も明日もある。だから今を大切にしよう」という話をしてくれました。英語の授業なのに人生について考えさせられました。その言葉はスマートフォンにメモして今も時々見返しています。
名倉とは別のクラスでしたが、僕のクラスもみんな良く話をする雰囲気でした。年齢も国もさまざまで、クラスメートに40歳くらいの方がいたんです。授業を受けていくうちに「あなたは私の3人目の息子みたいだ」と言ってくれて(笑)。それくらい距離が近くて、みんなで会話しながら授業が進んでいきました。英語を学びながら、いろいろな国の人と話すことで新しい価値観も学べました。
名倉:ELAではディスカッションが多く、生徒同士で話し合った結果を先生に伝えたり、生徒が質問したりと、参加型の授業です。僕のクラスでは将来の夢について話す時間がありました。学生が「自分が何をしたいか」と堂々と話す姿がすごく印象的でした。
鈴木:この留学プログラムでは、月、水の午後にはアクティビティも用意されています。最初に参加したオールドタウン・トロリーツアーでは、バスでサンディエゴの名所を巡りました。オープンカーなので海風が気持ちよくて、街の雰囲気も全身で感じられました。
鈴木:僕は、先生がホワイトボードに書いた英文が印象に残っています。"Why does tomorrow or yesterday happen?"。「なぜ明日や昨日は存在するのか」という問いから、先生は、「今があるから昨日も明日もある。だから今を大切にしよう」という話をしてくれました。英語の授業なのに人生について考えさせられました。その言葉はスマートフォンにメモして今も時々見返しています。
名倉とは別のクラスでしたが、僕のクラスもみんな良く話をする雰囲気でした。年齢も国もさまざまで、クラスメートに40歳くらいの方がいたんです。授業を受けていくうちに「あなたは私の3人目の息子みたいだ」と言ってくれて(笑)。それくらい距離が近くて、みんなで会話しながら授業が進んでいきました。英語を学びながら、いろいろな国の人と話すことで新しい価値観も学べました。
名倉:ELAではディスカッションが多く、生徒同士で話し合った結果を先生に伝えたり、生徒が質問したりと、参加型の授業です。僕のクラスでは将来の夢について話す時間がありました。学生が「自分が何をしたいか」と堂々と話す姿がすごく印象的でした。
鈴木:この留学プログラムでは、月、水の午後にはアクティビティも用意されています。最初に参加したオールドタウン・トロリーツアーでは、バスでサンディエゴの名所を巡りました。オープンカーなので海風が気持ちよくて、街の雰囲気も全身で感じられました。
初対面でもすぐ仲良くなる。海外で感じた人との距離の近さ
名倉:キャンパス内で僕らがサッカーをしていると、知らない人が「一緒にやろうよ」って声をかけてくれて、そのままプレーが始まったのには驚きました。日本では「誰? どこの学校?」と最初に思ってしまうと思うのですがそんな壁がなくて。同じ場所でスポーツをしているだけで自然に仲良くなれる。その感覚は、日本ではなかなか経験できないものだったと思います。
鈴木:僕も人との距離がすごく近いと感じました。ランチのときに隣の席の人と話していたら、「今度バーベキューに来なよ」と誘われたこともあって、みんなでドキドキしながら行ったこともいい思い出です。最初は英語でうまく話せるか不安もありましたが、最後のほうは「何でもいいから伝えよう」という気持ちになりました。簡単な単語を並べるだけでも相手はちゃんと聞いてくれます。ただ、リスニングは難しいね、とみんなで話しました。
名倉:でも、いろんな人がいるから、発音がうまくできなくても、きれいな文章になってなくても平気だと思えていて、とにかく気にせず伝わるまで伝えることを重視していました。
鈴木:僕も人との距離がすごく近いと感じました。ランチのときに隣の席の人と話していたら、「今度バーベキューに来なよ」と誘われたこともあって、みんなでドキドキしながら行ったこともいい思い出です。最初は英語でうまく話せるか不安もありましたが、最後のほうは「何でもいいから伝えよう」という気持ちになりました。簡単な単語を並べるだけでも相手はちゃんと聞いてくれます。ただ、リスニングは難しいね、とみんなで話しました。
名倉:でも、いろんな人がいるから、発音がうまくできなくても、きれいな文章になってなくても平気だと思えていて、とにかく気にせず伝わるまで伝えることを重視していました。
視界いっぱいに広がる空と海。心に残るサンディエゴのビーチ
鈴木:たまたまUSDで会計を学んでいる日本人の大学生が、キャンパスにいた僕たちに声をかけてくれて、「せっかくだから案内してあげるよ」と、週末にその人のオープンカーに乗せてもらってドライブに行ったんです。観光客がたくさんいる場所というより、地元の人が知っている景色のきれいな場所をいくつか案内してくれて、特別な時間になりましたね。
名倉:僕は何といってもビーチが印象に残っています。お気に入りはサンセットクリフスとパシフィックビーチ。日本のようにビルが並んでいるわけではないので、視界いっぱいに海と空が広がるんです。夕方になるとサンセットが見えて、ただそれを眺めているだけで気持ちが落ち着いて、嫌なことがあっても「まあいいか」と思えるような景色でした。
鈴木:学校からバスで15分くらいの場所にビーチがあったので、授業後、ほぼ毎日のようにみんなで行って、たわいのないことから将来についてまでいろいろな話をしました。ただ景色を見ながら話す時間が楽しかったですね。ビーチの近くには商店街もあって、買い物をしたり、夕日を見たり。名倉は小学校から、僕は高校から立教に入ったんですが、そんなことは関係なく深い友だちです。みんなで肩を並べて「いい景色だなあ」と雰囲気に浸っていました(笑)。
名倉:僕は何といってもビーチが印象に残っています。お気に入りはサンセットクリフスとパシフィックビーチ。日本のようにビルが並んでいるわけではないので、視界いっぱいに海と空が広がるんです。夕方になるとサンセットが見えて、ただそれを眺めているだけで気持ちが落ち着いて、嫌なことがあっても「まあいいか」と思えるような景色でした。
鈴木:学校からバスで15分くらいの場所にビーチがあったので、授業後、ほぼ毎日のようにみんなで行って、たわいのないことから将来についてまでいろいろな話をしました。ただ景色を見ながら話す時間が楽しかったですね。ビーチの近くには商店街もあって、買い物をしたり、夕日を見たり。名倉は小学校から、僕は高校から立教に入ったんですが、そんなことは関係なく深い友だちです。みんなで肩を並べて「いい景色だなあ」と雰囲気に浸っていました(笑)。
留学が教えてくれた次の一歩。親への感謝も
名倉:立教新座は推薦で立教大学へ進学することができるので、1月には進路が決定し、そのあと卒業する3月までは時間がたっぷりあります。それをただなんとなく過ごすのではなく、このプログラムに少しでも興味があるなら、絶対に行ったほうがいいと思います。まずは、これまでと違う環境に身を置いてみると自分の想像以上の経験ができて、新たな自分に出会えるきっかけにもなると思います。僕自身、この留学がこんなに楽しいと思っていなかったし、これからの人生について、こんなに深く考えるきっかけになるとは思っていませんでした(笑)。
鈴木:僕も自分の中で少し変わったと感じていることがあります。
僕はもともと親に対して結構シャイで、感謝の気持ちをあまり言葉にするタイプではありませんでした。でも今回すごくいい経験ができて、「こんな機会をくれてありがとう」と母に伝えました。自分の気持ちを素直に言えるようになったのも、この留学で得た大きな変化だと思います。
大学でも体育会フェンシング部に所属してフェンシングを続けながら、また留学したいと思っています。いろいろな国の人と関わってみたいんです。帰国したあとも、ホストファミリーや現地で知り合った人たちとはSNSで連絡を取り続けています。世界のどこかに「また会える人」がいると思うと、世界が少し近く感じられます。
名倉:僕も、今回いろいろな人と出会って、世界での出来事に関心を持つようになりました。大学でも留学して、もっといろいろな国や文化に触れてみたいです。
「挑戦したいことに挑戦していいんだ」。この留学で得たこの気持ちを大切に、これから過ごしていきたいです。
2026年3月取材
鈴木:僕も自分の中で少し変わったと感じていることがあります。
僕はもともと親に対して結構シャイで、感謝の気持ちをあまり言葉にするタイプではありませんでした。でも今回すごくいい経験ができて、「こんな機会をくれてありがとう」と母に伝えました。自分の気持ちを素直に言えるようになったのも、この留学で得た大きな変化だと思います。
大学でも体育会フェンシング部に所属してフェンシングを続けながら、また留学したいと思っています。いろいろな国の人と関わってみたいんです。帰国したあとも、ホストファミリーや現地で知り合った人たちとはSNSで連絡を取り続けています。世界のどこかに「また会える人」がいると思うと、世界が少し近く感じられます。
名倉:僕も、今回いろいろな人と出会って、世界での出来事に関心を持つようになりました。大学でも留学して、もっといろいろな国や文化に触れてみたいです。
「挑戦したいことに挑戦していいんだ」。この留学で得たこの気持ちを大切に、これから過ごしていきたいです。
2026年3月取材
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