世界幸福度No.1の国で感じた
本当の「豊かさ」とは
〜社会科 フィンランド海外研修旅行〜
2026/09/29 (TUE)
BE A GLOBAL LEADER
OVERVIEW
世界幸福度ランキングで9年連続No.1を誇る国、フィンランド。
2026年3月24日〜31日、中学1年生から高校2年生18名が、社会科海外研修旅行として現地を訪れました。
福祉や教育、豊かな自然環境の視察、そして現地の家庭でのホームステイを通して、生徒たちは何を感じ、どのような「豊かな生き方(Well-being)」を発見したのでしょうか。
今回は、研修に参加した生徒4名(中学生2名・高校生2名)に感想を聞きました。
久保田光亮さん(中学2年生)/田原実典さん(中学2年生)/下山遼太郎さん(高校1年生)/海老原顕理さん(高校2年生)
| 日程 | 2026年3月24日〜 3月31日 |
|---|---|
| 研修先 | フィンランド・ヘルシンキ、ヴィヒティなど |
| 対象 | 中学1年生 〜 高校2年生 18名(希望者) |
| テーマ |
Well-being(心の豊かさ・福祉)やDE&I(多様性・公平性・包摂性)に関する視察・体験を通して、世界幸福度ランキング9年連続No.1の秘密を探る |
観光旅行では味わえない「生活」を体感したい
下山:私がこの海外研修に参加した一番の理由は、日本とは違う文化や生活を実際に体験してみたいと思ったからです。以前から「観光」だけではなく、現地の家庭での「ホームステイ」に強い憧れがありました。教育や自然環境、サウナ文化で有名なフィンランドの人たちが、普段どんな暮らしや考え方をしているのか、自分の目で直接確かめてみたくて参加しました。
海老原:私は、英語圏以外の文化に触れてみたかったのが一番です。それに、ホームステイを通じて新しい人間関係を現地で広げてみたいという思いもありました。
久保田:僕は、説明会でプログラムの説明を聞いた時、本場のサウナを体験できたり、ホームステイができたりすることを知って「行きたい!」と即決しました。日本とは異なる文化を実際に体験してみたかったからです。
田原:僕は、担当の藤本先生に勧められたのが大きなきっかけです。ヨーロッパの中でも幸福度が高いと言われている福祉大国フィンランドの、社会システムや国家のあり方に興味がありました。
海老原:私は、英語圏以外の文化に触れてみたかったのが一番です。それに、ホームステイを通じて新しい人間関係を現地で広げてみたいという思いもありました。
久保田:僕は、説明会でプログラムの説明を聞いた時、本場のサウナを体験できたり、ホームステイができたりすることを知って「行きたい!」と即決しました。日本とは異なる文化を実際に体験してみたかったからです。
田原:僕は、担当の藤本先生に勧められたのが大きなきっかけです。ヨーロッパの中でも幸福度が高いと言われている福祉大国フィンランドの、社会システムや国家のあり方に興味がありました。
ホームステイ、大自然、企業訪問……現地での驚きと発見
下山:憧れのホームステイはやはり一番の思い出です。最初は英語で話せるかすごく緊張しました。英語には自信はあったのですが、ホームステイ先に向かう車(日本の三菱車だったことは地味に嬉しかった!)では本当にドキドキして、あの車内の空気は今でも覚えています。ホストファミリーとの生活は5日間でしたが、伝統的なサーモンのシチューを作ってくれて一緒に食べたり、薪サウナに入ったり、アニメやゲームを楽しんだりする中で、自然と打ち解けることができました。特に100年以上前から使われている薪サウナは、フィンランドでも決して多いわけではなく、ましてや日本ではなかなか体験できないもので、とても印象に残っています。最初、あの移動中の車内で何を話せばいいか分からなかった私が、最後には自分から話しかけたり冗談を言ったりできるようになり、別れる時には本当に寂しいと思えるほどの関係になれたことが、この研修で一番の思い出です。
海老原:薪サウナはすごい体験ですね。 私のホストファミリーとの生活も刺激的でした。家の2階部分をDIYしていたり、不要になった木製の家具を裏庭で燃やしていたり、日本だとなかなか見られないダイナミックさを感じました。
久保田:僕は、ホームステイ先の方がスノーボードに連れて行ってくれたことが印象に残っています。人生初めてのスノーボードだったので最初は滑り方も分かりませんでしたが、ホストファミリーの同い年の男の子が優しく教えてくれたおかげで楽しく滑ることができました。
海老原:薪サウナはすごい体験ですね。 私のホストファミリーとの生活も刺激的でした。家の2階部分をDIYしていたり、不要になった木製の家具を裏庭で燃やしていたり、日本だとなかなか見られないダイナミックさを感じました。
久保田:僕は、ホームステイ先の方がスノーボードに連れて行ってくれたことが印象に残っています。人生初めてのスノーボードだったので最初は滑り方も分かりませんでしたが、ホストファミリーの同い年の男の子が優しく教えてくれたおかげで楽しく滑ることができました。
田原:お互いのホストファミリーの話をするとそれぞれ特徴があって面白かったですよね。僕もホームステイを通して人の温かさを感じました。
僕にとって特に印象に残っているのが、福祉視察で訪ねた高齢者住宅です。幸福度が高い国の社会的インフラや人の優しさに触れられました。あと、現地の人に「日本人です」と言うと「寿司!」とか「こんにちは!」と日本語で笑顔で返してくれたのも親しみやすさを感じました。
海老原:私は、ヘルシンキ中央図書館「Oodi」がとても印象に残っています。ヘルシンキ中央図書館は、「人々が交流するリビングルーム」をコンセプトとしていて、日本の「静かに本を読む」図書館とは違っていました。また、ヴィヒティの小学校を訪問して英語の授業を見学するなど、現地の生活に根ざした部分での日本とフィンランドとの違いを知れたことは、この研修旅行に参加して良かったことの一つです。
僕にとって特に印象に残っているのが、福祉視察で訪ねた高齢者住宅です。幸福度が高い国の社会的インフラや人の優しさに触れられました。あと、現地の人に「日本人です」と言うと「寿司!」とか「こんにちは!」と日本語で笑顔で返してくれたのも親しみやすさを感じました。
海老原:私は、ヘルシンキ中央図書館「Oodi」がとても印象に残っています。ヘルシンキ中央図書館は、「人々が交流するリビングルーム」をコンセプトとしていて、日本の「静かに本を読む」図書館とは違っていました。また、ヴィヒティの小学校を訪問して英語の授業を見学するなど、現地の生活に根ざした部分での日本とフィンランドとの違いを知れたことは、この研修旅行に参加して良かったことの一つです。
久保田:企業訪問で行った「Nokia(ノキア)」本社も印象的でした。日本語を話せる社員の方が想像以上に多くて日本との繋がりを感じました。それに、社員食堂や会議室などの設備が充実していることに驚きました。社員同士もすごく自然体で楽しそうに働いていて、「一人ひとりが自分らしく生きる(Well-being)」ということを実感しました。
下山:Nokiaでは、遠い北欧の地で長く働いてる日本人の方々や、日本文化が好きだったり日本に行ったことがあったりするフィンランド人の方々と交流できて楽しかったです。単純に海外で働いてる人達に憧れと敬意を抱きました。
ヘルシンキを少し離れると森や湖がどこまでも広がっていて、3月末なのに湖に氷が張っていたり、雨でも誰も傘をささずにゆったり歩いていたり……大自然と共生するフィンランドの生活様式そのものが新鮮でした。
下山:Nokiaでは、遠い北欧の地で長く働いてる日本人の方々や、日本文化が好きだったり日本に行ったことがあったりするフィンランド人の方々と交流できて楽しかったです。単純に海外で働いてる人達に憧れと敬意を抱きました。
ヘルシンキを少し離れると森や湖がどこまでも広がっていて、3月末なのに湖に氷が張っていたり、雨でも誰も傘をささずにゆったり歩いていたり……大自然と共生するフィンランドの生活様式そのものが新鮮でした。
学年の垣根を越えた交流
田原:行く前は「ホストファミリーと話せるかな」「自分の英語は通じるかな」と現地の人との交流についてばかり心配していました。でも、研修でさまざまな場所を訪れたり、みんなで食事をしたりする中で、一緒に参加する仲間とのコミュニケーションも大切だと感じて、自分から進んで声をかけていくようにしていました。
久保田:僕と田原くんは参加当時中学1年生だったので、先輩方に囲まれて最初は緊張していました。でも、先輩たちはいつも落ち着いて行動されていてとても心強かったです。困った時も優しく声をかけてくださったので、安心してすごすことができました。
海老原:先輩・後輩の日常やリアルな関係性が垣間見えて面白かったです。到着した翌日に、ヘルシンキで活動されている画家の川地琢世さんのワークショップがあったことで一気に打ち解けた感じがしましたよね。この研修を通して他学年の知り合いが増えて世界が広がりました。
下山:学年の壁なく助け合えましたよね。あと、私は今回の研修を通して、学校の「サポートの手厚さ」を感じました。事前学習や帰国後の事後学習が複数回あり、フィンランドについてさまざまな方のお話を聞く機会がありました。現地へ行く前から学びを深め、帰国後も振り返る時間があったことで、今回の経験を「海外に行く」だけにとどまらない、より意味のあるものにすることができたと感じています。そして、出発時に教頭先生が見送りに来てくれたことも感動しました。
久保田:僕と田原くんは参加当時中学1年生だったので、先輩方に囲まれて最初は緊張していました。でも、先輩たちはいつも落ち着いて行動されていてとても心強かったです。困った時も優しく声をかけてくださったので、安心してすごすことができました。
海老原:先輩・後輩の日常やリアルな関係性が垣間見えて面白かったです。到着した翌日に、ヘルシンキで活動されている画家の川地琢世さんのワークショップがあったことで一気に打ち解けた感じがしましたよね。この研修を通して他学年の知り合いが増えて世界が広がりました。
下山:学年の壁なく助け合えましたよね。あと、私は今回の研修を通して、学校の「サポートの手厚さ」を感じました。事前学習や帰国後の事後学習が複数回あり、フィンランドについてさまざまな方のお話を聞く機会がありました。現地へ行く前から学びを深め、帰国後も振り返る時間があったことで、今回の経験を「海外に行く」だけにとどまらない、より意味のあるものにすることができたと感じています。そして、出発時に教頭先生が見送りに来てくれたことも感動しました。
-
画家の川地琢世さんのワークショップ
-
水墨画に挑戦
研修を通して得た学びと未来への目標
久保田:フィンランドには日本とは異なる魅力があると感じました。特に、一人ひとりが周囲の目を気にしすぎず、自分らしさを大切にして生活しているように感じたことです。訪れた施設や会社で、そこで働く方たちが自然体で楽しそうに会話をしている姿が印象的で、そのような働き方や雰囲気に魅力を感じました。今回の研修を通して、自分も「周りの目を気にしすぎず、自分の考えや自分らしさを大切にしよう」と思うようになりました。
田原:日本から離れた北欧で、文化の違う人々の営みや社会、国家のあり方というものを知れて面白かったし、ホームステイで人の温かさを感じられました。グローバルで多角的な視点を得ることもできたので、これからも2〜3年に1回は海外に行き視野を広げていけたらと思っています。
海老原:フィンランドで英語を使って現地の方たちと交流できたこと、ホストファミリーと信頼関係を築けたことは、自分の語学力だけでなく「人とつながる力」への確かな自信となりました。国や文化が違っても自分の言葉で思いを伝えることができたこの経験を糧に、今後はさらに積極的に多様な地域や人と関わる活動へ一歩踏み出していきたいです。英語圏に留まらない研修の機会があるのは、立教新座の大きな魅力だと感じました。
下山:私はこれまで授業や英検の勉強などで難解な英文法などを学んできましたが、現地で実際に話すときはそこはあまり関係なく、学んだ文法が頭から飛んでしまったのはショックでした。でも、本当に必要なことは文法以上に「相手に遠慮せず飛び込む積極的なマインド」だと痛感しました。
「言葉が違っても一緒に時間を過ごしたり共通の体験をしたりすることで距離は縮められる」と実感できたことは一番の学びです。まさに「案ずるより産むが易し」。一歩踏み出すことで間違いなく自分の視野と世界が広がります。
これからも海外の文化や価値観に積極的に触れ、自分から新しいことに挑戦していきたいです。
(2026年7月取材。記事の内容は取材時点のものです。)
田原:日本から離れた北欧で、文化の違う人々の営みや社会、国家のあり方というものを知れて面白かったし、ホームステイで人の温かさを感じられました。グローバルで多角的な視点を得ることもできたので、これからも2〜3年に1回は海外に行き視野を広げていけたらと思っています。
海老原:フィンランドで英語を使って現地の方たちと交流できたこと、ホストファミリーと信頼関係を築けたことは、自分の語学力だけでなく「人とつながる力」への確かな自信となりました。国や文化が違っても自分の言葉で思いを伝えることができたこの経験を糧に、今後はさらに積極的に多様な地域や人と関わる活動へ一歩踏み出していきたいです。英語圏に留まらない研修の機会があるのは、立教新座の大きな魅力だと感じました。
下山:私はこれまで授業や英検の勉強などで難解な英文法などを学んできましたが、現地で実際に話すときはそこはあまり関係なく、学んだ文法が頭から飛んでしまったのはショックでした。でも、本当に必要なことは文法以上に「相手に遠慮せず飛び込む積極的なマインド」だと痛感しました。
「言葉が違っても一緒に時間を過ごしたり共通の体験をしたりすることで距離は縮められる」と実感できたことは一番の学びです。まさに「案ずるより産むが易し」。一歩踏み出すことで間違いなく自分の視野と世界が広がります。
これからも海外の文化や価値観に積極的に触れ、自分から新しいことに挑戦していきたいです。
(2026年7月取材。記事の内容は取材時点のものです。)
お使いのブラウザ「Internet Explorer」は閲覧推奨環境ではありません。
ウェブサイトが正しく表示されない、動作しない等の現象が起こる場合がありますのであらかじめご了承ください。
ChromeまたはEdgeブラウザのご利用をおすすめいたします。